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『嫌われる勇気』のオーディオブック|対話形式だから耳で聴くと腹落ちする

「トラウマは存在しない」「すべての悩みは対人関係の悩みである」――。アドラー心理学を「哲人と青年の対話」で解き明かす『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健)は、国内外で数百万部を売り上げた自己啓発書の大定番です。

実はこの本、構造そのものが「対話劇」。つまり、耳で聴くために書かれたような1冊です。この記事では、オーディオブック版の基本情報と、朗読で聴くメリットを紹介します。

📖 この記事でわかること

  • 『嫌われる勇気』の内容の概要
  • オーディオブック版の基本情報(ナレーター・再生時間)
  • 対話形式とオーディオブックの相性
  • 繰り返し聴く活用法
目次

『嫌われる勇気』はどんな本?

主張の核はシンプルです。人は過去の原因ではなく、いま選んだ目的によって生きられる。他人の課題と自分の課題を切り分け、他人の評価を生きる理由にしない。「嫌われる勇気」とは、幸福になるための勇気である――。

この耳の痛い教えを、納得できない青年が哲人に食ってかかる対話形式で展開するのが本書の発明。読者が抱くはずの反論を青年が全部ぶつけてくれるので、屁理屈のようで、聴き終えると不思議と腹落ちしています。

オーディオブック版の基本情報

著者岸見一郎、古賀史健
ナレーターてらそままさき、金野潤
再生時間6時間59分
配信日2019年10月18日
配信Audible(聴き放題対象・記事執筆時点)

「哲人と青年」を2人のナレーターが演じる

オーディオブック版では、哲人と青年をそれぞれ別のナレーターが担当。ベテラン声優てらそままさきさんの深みのある哲人と、血気盛んな青年の掛け合いは、まるでラジオドラマのようです。活字で読むと硬く感じる哲学的な問答が、音声だと「白熱した議論を隣で聞いている」感覚で頭に入ってきます。

約7時間と自己啓発書としては標準的な長さですが、章(「第一夜」〜「第五夜」)ごとに完結性があるので、1日1夜ずつ聴くペース配分もおすすめです。

こんな人におすすめ

  • 『嫌われる勇気』を買ったが途中で止まっている人
  • 人間関係の悩みで頭がいっぱいになりがちな人
  • 自己啓発書を「ながら時間」で効率よくインプットしたい人
  • 活字の対話形式が読みにくいと感じた人

繰り返し聴いてこそ効く本

アドラーの教えは「知る」のは簡単ですが「実践する」のが難しいもの。本書の中でも、身につけるには長い時間がかかると語られています。オーディオブックなら、忘れかけたころに通勤時間でサッと聴き直せる。この「反復のしやすさ」こそ、本書をオーディオブックで持っておく最大の価値です。

どのサービスで聴ける?

記事執筆時点では、Audibleで配信されており、聴き放題(プレミアムプラン)の対象です。配信状況は変わることがあるため、アプリ内で「嫌われる勇気」と検索して確認してください。続編『幸せになる勇気』の配信もあわせてチェックすると良いでしょう。

よくある質問

Q. 心理学の知識がなくても大丈夫?
A. まったく問題ありません。青年が素朴な疑問をすべて代弁してくれる構成なので、予備知識ゼロで聴けます。

Q. 倍速で聴いてもいい?
A. 対話のテンポが良いので1.5倍速程度でも聴きやすいです。ただし初回は等倍でじっくり、2周目以降に倍速がおすすめです。

Q. タイトルどおり「嫌われろ」という本ですか?
A. 違います。「嫌われることを恐れて自分の人生を生きられなくなるな」という話です。その真意は、ぜひ本編で。

青年と一緒に怒り、疑い、そして少しずつ納得していく7時間。聴き終えたとき、目の前の人間関係が少し軽く見えるはずです。

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