MENU

『ザリガニの鳴くところ』のオーディオブック|池澤春菜の朗読で聴く世界的ベストセラー

ノースカロライナの湿地で、ひとりの青年の変死体が発見された。容疑者として噂されたのは、湿地でたったひとり生きてきた少女カイア――「湿地の少女」と呼ばれ、町の人々から遠ざけられてきた彼女は、本当に犯人なのか。

ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』は、世界で数千万部を売り上げ、日本でも本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝いた世界的ベストセラー。この記事では、オーディオブック版の基本情報と聴きどころを紹介します。

📖 この記事でわかること

  • 『ザリガニの鳴くところ』のあらすじ(ネタバレなし)
  • オーディオブック版の基本情報(ナレーター・再生時間)
  • 自然描写を耳で聴く豊かさ
  • 翻訳小説をオーディオブックで聴くメリット
目次

『ザリガニの鳴くところ』はどんな小説?

物語は2つの時間軸で進みます。ひとつは、家族に次々と去られ、6歳から湿地でひとり生き抜くカイアの成長の物語。もうひとつは、青年の死をめぐるミステリー。ふたつの流れが終盤で重なったとき、静かな衝撃が待っています。

ミステリーであり、ラブストーリーであり、そして何より「自然と孤独」の文学。動物学者でもある著者の筆による湿地の描写は圧倒的で、鳥の羽根や貝殻、潮の匂いまで感じられるようです。

オーディオブック版の基本情報

著者ディーリア・オーエンズ(訳: 友廣純)
ナレーター池澤春菜
再生時間16時間52分
配信日2020年5月15日
配信Audible(記事執筆時点)

※本作は記事執筆時点のAudible検索結果では単品購入(会員割引あり)の表示でした。聴き放題対象かどうかは時期により変わるため、アプリ内で最新の状態を確認してください。

湿地の音を「声」で浴びる

本作の主役のひとりは、湿地の自然そのものです。声優・池澤春菜さんの繊細な朗読は、カイアの孤独も、湿地の生命のざわめきも、詩のような自然描写もやわらかく立ち上げてくれます。「風景描写は読み飛ばしがち」という人こそ、朗読で聴くと本作の本当の豊かさに出会えるはずです。

また、翻訳小説特有の少し硬い文体も、プロの朗読を通すとすっと耳に入ってきます。「海外文学に苦手意識があるけれど話題作は押さえたい」という人に、オーディオブックはうってつけの入り口です。

こんな人におすすめ

  • 世界的ベストセラーを聴き逃したくない人
  • 自然描写の美しい小説が好きな人
  • ミステリーと文学、どちらの味も欲しい人
  • 翻訳小説の活字に挫折したことがある人

どのサービスで聴ける?

記事執筆時点では、Audibleで配信されています。聴き放題の対象かどうかを含め、配信状況はアプリ内で「ザリガニの鳴くところ」と検索して確認してください。

よくある質問

Q. 映画を観ていても楽しめますか?
A. 楽しめます。小説はカイアの内面と湿地の描写が格段に濃く、結末の余韻も映画とは別物です。

Q. 16時間52分は長くないですか?
A. 大作ですが、成長物語とミステリーが交互に進むため、飽きずに聴き続けられる構成です。1日1時間で約2〜3週間の旅になります。

Q. タイトルの意味は?
A. 「ザリガニが鳴くところ」とは、人の手の届かない自然の奥深く、という意味合いの言い回し。その意味は物語の中で静かに効いてきます。

湿地の少女がたどり着いた場所を、ぜひ耳で見届けてください。ラスト数分の余韻は、しばらく日常に戻れなくなるほどです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次