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ランニング・ウォーキング中にオーディオブックを聴く方法|安全第一の活用術

ランニングやウォーキングの時間、音楽にも飽きてきた——そんな人の間で広がっているのが、走りながら・歩きながらのオーディオブックです。30分のランが、そのまま30分の読書時間になります。

ただし、屋外で耳を使う以上、何よりも優先すべきは安全です。この記事では、安全に聴くための注意点を最初にしっかり押さえたうえで、運動と相性のよいジャンルや続けるコツを紹介します。

「運動は続かない」「読書の時間がない」という2つの悩みを、1回の運動でまとめて解消できるかもしれません。まずは安全のルールから見ていきましょう。

目次

なぜランニングとオーディオブックは相性がいいのか

ランニングやウォーキングは、体は忙しくても耳と頭は空いている時間です。単調になりがちな有酸素運動の時間に物語や学びを流し込めるので、「運動の退屈さ」と「読書時間の不足」を同時に解決できるのが最大の魅力です。

「続きが気になるから今日も走る」という状態を作れるのも大きな利点です。章の途中で切り上げれば、明日のランへの小さな楽しみが残ります。運動の習慣化のテクニックとして、好きな娯楽を運動中だけに解禁する方法はよく知られており、オーディオブックはまさにその実践に向いています。

ただし、屋外での「ながら聴き」は、室内での読書とはリスクがまったく違います。車や自転車の接近音、背後からの足音、踏切や交差点の音。耳は屋外での安全確保に欠かせないセンサーです。そこで、走りながら聴くときは次の3原則を守ってください。

ラン×オーディオブック 安全3原則🎵音量は控えめ会話できる程度の音量が目安👂耳をふさがないオープンイヤー型で周囲の音を確保🚶コースを選ぶ明るく見通しのよい慣れた道を走る交通量の多い場所では再生を止める判断も大切です

実践1|安全に聴くための3つのルール

第一に、音量は控えめに。目安は、隣の人と会話ができる程度の音量です。物語に没入したくても、屋外では「聴こえすぎない」ことが安全につながります。音量を上げないと聴き取れない場所は、そもそも聴くのに向いていない環境だと考えましょう。

第二に、耳を完全にふさがないこと。周囲の音と一緒に聴けるオープンイヤー型(耳をふさがない骨伝導式・耳かけ式など)のイヤホンがランニングには向いています。カナル型で両耳を密閉する聴き方は、屋外の運動では避けてください。ノイズキャンセリング機能も屋外ではオフが原則です。

第三に、コースと状況を選ぶこと。明るく見通しがよく、歩き慣れた・走り慣れた道を選び、交通量の多い道路沿いや夜間の暗い道では再生を止める判断も必要です。交差点では一時停止ボタンを押すくらいの慎重さでちょうどよいバランスです。自治体によってはイヤホン使用に関する条例やルールがある場合もあるので、地域のルールも確認しておきましょう。

なお、自転車での「ながら聴き」は多くの地域で規制の対象になり得るため、この記事でおすすめするのは徒歩とランニングまでです。

実践2|運動と相性のよいジャンルを選ぶ

走りながら聴く場合、内容の込み入った作品は不向きです。足元や周囲に注意を払いながらでも楽しめる、次のようなジャンルから始めるのがおすすめです。

  • ユーモアのある物語や軽めの小説: 関西弁の神様と主人公の掛け合いが楽しい『夢をかなえるゾウ』のような作品は、聴き逃しても致命傷にならず、テンポよく走れます。
  • 短編・ショートショート: 星新一『ボッコちゃん』のような数分で完結する短編集なら、30分のランで数本聴き切れて達成感もセットでついてきます。
  • 一度読んだ本・聴いた本の再生: 内容を知っている本の2周目は、集中が途切れても問題なし。運動中の再聴は記憶の定着にも一石二鳥です。
  • ビジネス書や自己啓発書の聴き流し: 一言一句を追わなくても要点が拾えるタイプの本は、ながら聴きと好相性。細部は帰宅後にメモで振り返れば十分です。

逆に、伏線の多い本格ミステリーや登場人物の多い大作は、屋外ランには不向きです。そうした作品は自宅でのストレッチ中や休日のウォーキングなど、注意力に余裕のある場面にとっておきましょう。

実践3|「運動×聴く読書」を習慣にするコツ

続けるコツは、仕組みで自分を動かすことです。まず、その本は運動中しか聴かないというルールを作ると、続きが気になって運動靴を履く動機が生まれます。プレイリストの先頭に「運動用の1冊」を固定しておきましょう。

次に、時間ではなく章で区切ること。「今日は2章まで」と決めると、運動時間が自然に確保され、キリのよさが翌日への楽しみになります。再生速度は、走行中は等倍〜1.2倍程度の聴き取りやすい速度が安全面でもおすすめです。

また、ウォーキングから始めるのも立派な選択肢です。歩く速度なら周囲への注意も保ちやすく、オーディオブック入門と運動入門を同時に、無理なく始められます。雨の日は室内でストレッチをしながら続きを聴けば、習慣が途切れません。

どれくらい「読める」のか?時間の目安

週3回、1回30分のランニングを続けると、1か月で約6時間。ビジネス書1冊の朗読はおおむね5〜7時間なので、走る時間だけで月に1冊ペースの読書ができる計算です。ウォーキングを含めて毎日30分なら月に15時間、小説の大作にも十分手が届きます。

大事なのは、この数字を「ノルマ」にしないことです。運動中の読書はあくまで運動のおまけ。今日は景色を楽しみたい、呼吸に集中したいという日は、迷わず再生しない選択を。読書の予定より、体調と安全の状況判断を常に上に置いてください。

なお、再生時間の長い本を選ぶときは、章の長さもチェックしておくと便利です。1章が20〜30分前後の本は運動の区切りと合わせやすく、「あと1章だけ」がそのまま「あと10分だけ走ろう」につながります。

よくある質問

まとめ|安全第一で、走る時間を読書時間に

ランニング・ウォーキング中のオーディオブック活用について、安全の3原則(音量控えめ・耳をふさがない・コース選び)と、ジャンル選び、習慣化のコツを紹介しました。繰り返しになりますが、屋外では安全がすべてに優先します。少しでも危ないと感じたら、再生を止める。その判断ができる人だけが、この楽しみを長く続けられます。

ルールさえ守れば、毎日の30分の運動は、月に数冊分の読書時間に変わります。まずはウォーキングと短編1本から、試してみてください。

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出典・参考・編集方針

本記事は各サービスの公式サイトの公開情報をもとに、編集部が2026年7月3日に確認・整理したものです。料金・配信状況は変更される場合があるため、利用前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。

※本記事の内容は2026年7月3日時点の情報です。

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